【コラム】ウォーミングアップで走りがかわる!(2)
こんにちは!インストラクターの深野です。
ウォーミングアップで走りがかわる!その(2)は、ウォーミングアップ実践編です。
★ウォーミングアップの基本★
□まずは5分~15分、からだが温まるまで歩く、もしくはジョギングをしましょう!
・これからランニングを始める方の場合は、ウォーキングで十分です。
ランニングが習慣化している方は、ウォーキングからスタートして徐々にジョギングに変えていきましょう。
(このとき、息がきれるようなペースにならないようにしてくださいね><)
・夏だから!といって、ここをすっ飛ばすのはNGです。
筋肉をあたため、呼吸や心拍を徐々に高めていく意味があります。
もちろん、ここでバテテしまっても本末転倒なので、季節や温度によって時間は調節しましょう。
□からだが温まったところでストレッチです!
・この“ストレッチ”がみなさん悩ましいところでもあるのではないでしょうか?
ストレッチをしたほうがよい気がするけれど、何をすればよいのかわからない…という方も多いかと思います。
ランニングの場合、ウォーミングアップで行いたいストレッチの二大キーワードは、
”肩甲骨“と”股関節“です。
肩甲骨周辺の筋肉は、『よい姿勢を保つ』そして、『効率のよい腕振り』にかかわります。
股関節(脚のつけね)の動きは、『効率のよい脚運び』にかかわります。
太ももの前・後ろ・内側・外側の筋肉どこかが凝り固まっていると、股関節の動く範囲が狭くなり、
チョコチョコ走りの原因にも。
また効率のよい脚運びに関連して、太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)は走りのアクセル。
太もも前の筋肉(大腿四頭筋)は着地するときのクッション。
太ももの内側の筋肉や外側の筋肉はぶれない着地に重要です。
そして直接股関節の動きにはかかわりませんが、ふくらはぎの筋肉はバネの役割をします。
これらの筋肉の柔軟性を高めて、しっかり“使える”状態にしておくことは、ランニングをする際にとっても大切なんですよ!
(ここに挙げきれていない重要な筋肉もありますが、主なものをここでは挙げました^^)
と…ここまではわかったけれど、じゃあ実際どんなストレッチを… と思われた方も多いと思いますので、
改めてJMCでレッスンやイベントで毎回行っている 『JMC体操』をご紹介しますね。
初心者の方でも安全にでき、かつ効果のあるような組み合わせになっています。
詳しい方法はこちらの動画をCHECKしてみて下さいね!!
ここまででウォーミングアップ終了です。大体15分~20分程度。
こんなにウォーミングアップに時間をさくの??と思う方もいるかもしれませんが、
実際にウォーミングアップをしっかり行った場合と、行わない場合で走り比べてみると 体の動きや走りやすさが一目瞭然で違うはず。
ぜひウォーミングアップを日ごろの練習から習慣にして、
走りのパフォーマンスを高めていきましょう^^!
更新日:2017年7月6日(木)