【コラム】正しい姿勢はランニングの基本(2)視線と姿勢の気になる関係
こんにちは!インストラクターの深野です。
今回のコラムでは、ランニングをする際の基本の『き』
“正しい姿勢”のお話、その2です。
今回からは、実際にランニングに適した姿勢を実際に身につけていきましょう^^ゞ
まず姿勢づくりのファーストステップは…
『目線』です。
『目線』が姿勢づくりに大事、と聞いて、
ちょっと~もったいぶってないで早く教えてよ!
という声が聞こえてきそうですが汗汗
『目線』と姿勢、実は重要な関係があるんですよ。
まず、ランニングに重要な理想の姿勢づくりには“首”と“頭の位置”が関係しています。
そして、この“首”と“頭の位置”と『目線』が関係しているんです。
ちょっと実験してみましょう!
(ご家族やご友人と一緒にやってみてください!)
- ななめ下を見る
- ななめ上を見る
- まっすぐを見る
このときの、首と頭の位置はどうなっていますか??
ななめ下を見ると…頭が下にさがり猫背のような姿勢になっていませんか?
逆にななめ上をみると…あごが上がり腰が反るような姿勢になりませんか?
まっすぐを見ているとき、姿勢もまっすぐになっているはずです。
(もちろん視線のみなので、もともとのご自身の姿勢も関係してしまいますが…)
視線ひとつで、姿勢に影響してしまう、とはこういうことなんです。
まっすぐを向けばよい、ということがわかったけれど、
いったいどうすればよいのでしょう?
やり方は…
1)まず気をつけをして姿勢を正します。
2)片方の手を肩の高さで真直ぐに前に伸ばします。
3)伸ばした手の中指から、
床と平行にどこまでも線(糸やビームでもよいです!)が
真直ぐ伸びていると思ってそのラインを目で追います。
4)自然とアゴが軽く引けた首の位置になります。
頭が高い位置に乗っかっている感じです。
まずはこの視線のときの首の感じ、頭の位置を立ち姿勢で覚えていきましょう!
慣れてきたらウォーキングでこの位置をキープできるように訓練です!
徐々にジョギングでもできるようにしていきましょう^^ゞ
これからランニングを始める方はもちろんのこと、
すでに何回もマラソン大会にでているような方も
後半のつらい場面で下を向いてしまったり、
上を向いてあごがあがってしまうということは
姿勢が崩れている、ということ!
つらいのにさらに視線で効率の悪い走り方になってしまっている可能性アリです。
視線をまっすぐ、をつらい場面でもキープできると
走りがワンランクアップするかもしれませんよ^^ゞ
更新日:2017年8月3日(木)