【コラム】正しい姿勢はランニングの基本(4)胸の硬さが姿勢の悪さやランニング時の息苦しさに関係?!

こんにちは!インストラクターの深野です。

 

今回のコラムでは、ランニングをする際の基本の『き』

“正しい姿勢”のお話、その4です。

 

前回は、腹部に“コルセット”をつくるために

『サンドイッチ』のエクササイズをご紹介しました。

 

今回は、あまりランニングでは意識することが少ないかと思いますが、

胸部(胸郭)についてのお話。

 

体幹部を安定させることはとても大切なのですが、

もうひとつ大切なのが、胸部(胸郭)の柔軟性なんです!!

ランニングでは“呼吸”と深いかかわりがあります。

 

ココが硬いと姿勢が崩れてしまいます。

代表例が、「猫背」です。

猫背になると、肩が内側に入り、肋骨も内側に入りこむので

胸郭を狭めてしまいます。

すると、その中にある肺が縮こまってしまい、

本来呼吸をするときにする動き(息を吸うとふくらみ、吐くと縮む)が

十分にできなくなってしまうために“息がしづらく”なってしまうんです。

姿勢2

 

走ると息がすぐにあがる><

という方は、運動不足による体力の低下や

走るスピードがご自身の体力にあっていないこと等が原因のことが多いのですが、

この”姿勢“によって引き起こされているケースも多々あるんですよ!

 

…ためしに、あえて猫背の状態を作って深呼吸をしたときと、

胸をはって深呼吸してみて下さい。

どちらが息をしやすかったでしょうか??

 

 

では、胸部(胸郭)の柔軟性を引き出すためにはどうすれば?!

重要なのは、腹部は前回お話しした『サンドイッチ』でしっかりと安定させること。

ここが抜けて胸だけ動かそうとすると腰が反りやすくなってしまいます。

腹部は”コルセット“をつくり、その状態で胸部(胸郭)を動かすことが大切!

そして、胸部(胸郭)を動かすためには、

その反対側にある“肩甲骨”の動きを引き出すことがポイントです^^ゞ

 

…とこれまた文字だけでみるとすご~く難しく感じてしまうと思うのですが、

実際にエクササイズで実践してみましょう!!

 

ご紹介するのは、『深呼吸』のエクササイズです。

 

『深呼吸』…というと、クールダウンのストレッチで最後にリラックスするために行うようなイメージがありますが、

今回ご紹介するのはエクササイズとしての『深呼吸』です!

 

  • 基本の姿勢『サンドイッチ』で腹部を安定させる
    姿勢1

  • からだの前で手の甲と甲を合わせる(胸郭が縮まっている状態)
    IMGP0288

  • 手のひらを返し肩甲骨を寄せるようにする(胸郭が広がっている状態)
    ※手のひらを返すことで特に猫背の方は内側に入りやすい方が開き肩甲骨がよりやすくなりますヨ!
    IMGP0289

  • これを5~10回繰り返してみましょう!

  • エクササイズの最後は手の平を返して腰の横におろします。
    ※このときの姿勢が、腹部が固定され胸が開いた理想の姿勢!

 

ポイントは終始腹部をしっかり安定させるコト!

これができていないと、腰が反りやすくなってしまいます。

胸はやわらかく、腹は固定!

コレがランニングの姿勢の基本です^^!

 

まずは立っている状態で。

慣れてきたら、4)の後に数メートル歩いてみたり・走ってみたりで

よい姿勢で歩く・走る感覚をつかんでみてくださいね!

 

安定させる部分、しなやかに動かす部分。

頭で考えてもなかなかうまくはいきません><

実際に体を動かして、体得していくのが近道です!!

エクササイズを実践して、

ご自身のからだが本来もっている力をうまく引き出していきましょう^^

 

 

 

更新日:2017年8月17日(木)