【コラム】腕ふりのカナメは◎◎◎! Vol.1
こんにちは!インストラクターの深野です。
今回のコラムでは、気になる方も多い「腕ふり」について!
私もかつて陸上部(長距離)だった時代がありました(遠い昔の話ですが……汗)
その頃、よく言われていたのが、「腕をふれ!!!肘を後ろにひけ!!!」
よほど腕がふれていなかったのでしょうね^^;;
ところで、このアドバイス。
間違っている、というわけではないのですが…
額面通りやってみると、結構大変です^^;
思い切り腕を振ってみたり、肘を後ろに引く、
というのを“意識して”実際に走ってみると、
ちょっと固い走りだったり、違和感のある走りになってしまいませんか??
では、腕ふりのカナメとなるのは、体の部分のいったいどこでしょう??
…正解はズバリ、『肩甲骨』です。
肩甲骨…
そう、肩のあたりにある三角の形をした“天使の羽”の部分ですね。
(ご自身で触ることができますか??)
よく雑誌や書籍でも、
「腕ふりは肩甲骨を意識して走る」
「腕ふりは肩甲骨を使って走る」
なんて書いてあるのを見かけると思います。
その通り!!
なんですが、実は意外と難しいのが、
■肩甲骨を意識する
■肩甲骨を(意識して)使う
ことなんです。
文字でみるとできそうなのですが、実際にできそうでできない^^;;
もちろん、普段から運動に慣れている方は簡単に動かせるかもしれません!
…が、これからランニングを始める方や、運動から離れていた…という方は
正直「難しい」というのが本音ではないかと思います。
というのも、普段なかなか意識して使うことのない部分、
はたまたデスクワークが中心だったり、普段運動しない方は動かす機会がほとんどなく、
意識しようと思っても意識できなかったりします。
(肩こりや首こり、肩回りが固いな~と思う方はこの傾向アリですよ!)
この状態で走るとどうなるでしょう??
肩甲骨が思うように使えないので、
・ランニングで肩こり解消!と聞いたのに、かえって肩がこる
・脚が前に出にくい(腕ふりと脚運びは表裏一体なのです!)
・一生懸命腕をふっているのに、前にすすまない
…なんてことになってしまうのです。
腕ふりが改善されると、
ラクに走れるようになるだけでなく、
脚運びまでよくなるケースがあります。
これからランニングを始める!という方はもちろんのこと、
ランニング上級者の方もご自身の走りのレベルアップに
「腕ふり」、ぜひ見直してみましょう!
次回は実際に効率のよい腕ふりを手に入れるためのエクササイズをご紹介します!
更新日;2017年9月7日(木)