【コラム】腕ふりのカナメは肩甲骨 vol.2
こんにちは!インストラクターの深野です。
今回のコラムでは、前回に引き続き…
気になる方も多い「腕ふり」について!
前回のコラムでは、腕ふりのカナメは「肩甲骨」とお話ししました。
ところで、この肩甲骨。
いったいナニモノなのでしょう?!
まずは、肩甲骨がどのように体についているか…
というところからお話ししますね。
肩甲骨は、からだのどの骨とつながっていると思いますか??
肩甲骨は…
腕と鎖骨の2つの骨とつながっています。
背骨と肋骨とは骨どうしではつながっていないんですね。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、
肩甲骨は胴体からは“浮いている”んです。
浮いていることで腕は(本来は)ダイナミックな動きをすることができるんですね。
胴体と肩甲骨・腕をつなぐのは、「筋肉」です。
この筋肉が凝り固まっていると、
「肩甲骨の動きが悪い」=腕がダイナミックに動かせない状態になってしまうんですね。
肩甲骨を大きく動かすには、胴体とつながる筋肉がよく動く状態にすることがポイントです!
そのために行いたいエクササイズが…
『肩回し』です。
…え!!!そんな簡単なこと?!
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
“正しい肩回し”の方法をお教えしましょう!
腕ふりがガラっと変わりますよ~!
【肩回しのエクササイズ】
1.サンドイッチのエクササイズで腹部を固定します
2.指先を鎖骨のあたりにおき、肘と肘を合わせます
3.肘がからだの 前→横→下 を通るように動かします
前→
横→
下→
5.慣れてきたら、肘で大きな円を描くようにスムーズにつなげていきます
※余裕があれば上→横→下
6.逆まわしも同様に行います
ポイントは、肩甲骨を動かそう!とするのではなく、
「肘」の位置を意識して行うこと。
肘の動きと肩甲骨は連動しているので、
肘が大きく動くことで、肩甲骨をダイナミックに動かすことができます!
10回ずつ行ってみてくださいね^^
「真剣にやると疲れる…」という声もよく聞こえますが^^;
エクササイズの後は、なんだかすっきり!肩のあたりがかる~くなった感じがしませんか?
エクササイズを走る前にやるもよし、
このエクササイズを行った直後に走ってみると、
実際に「腕が軽くなった!」と感じやすいです。
お試しくださいね~^^!
更新日;2017年9月14日(木)