【コラム】腕ふりのカナメは肩甲骨 vol.3
こんにちは!インストラクターの深野です。
今回のコラムでは、前回に引き続き…
気になる方も多い「腕ふり」について!
前回のコラムでは、
肩甲骨周辺の筋肉を“使える”状態にするために
柔軟性を高め、肩甲骨のダイナミックな動きを引き出す
「肩回し」のエクササイズをご紹介しました。
今回は、自然な肩甲骨の動きを引き出すための
「手のにぎり方」とをご紹介します。
「手のにぎり方」と肩甲骨。
あまり関係ないようで、
と~っても深い関係があるんです!!
実は、手のにぎり方と肩甲骨は連動しているんです!!
では実際に実験してみましょう!
★手をグーの形にして腕をふる(走ってみるとどうなりますか??)
★手をパーの形にして腕をふる(走ってみるとどうなりますか??
どちらがやりやすいでしょうか?!
(走ってみた感じはどうでしょうか?)
手をグーの形にして腕をふると、肘が曲がりやすく、
肘が曲がりやすくなると肩に力みのある腕ふりになり
肩甲骨の動きも制限されてしまいます。
逆に、手をパーの形にして腕をふると、肘が伸びやすく、
力の抜けたような腕ふりになってしまいます。
もちろん、肩甲骨の動きも引き出せません><
では…
肩甲骨の動きを一番ダイナミックに引き出せる手の形は…
グーでもなく、パーでもなく…
『チョキ』の形!
…だとちょっとかっこ悪いので^^;
チョキに1本親指をたした形が
肩甲骨の自然な動きを引き出せる形です。
(ためしに実際にやってみてくださいね!)
手の位置は手首が腰骨のあたりにくるくらいの位置で、
(この位置が、正しい胸張りの状態の位置になります)
手の握りは『チョキ』に親指を一本たした形。
このポジションをスタート地点にして走ると、
ご自身で意識せずとも、“肩甲骨をつかった走り”をすることができます。
(前回お話した、「肩甲骨周辺の筋肉」が使えるようになっている、のが重要なポイント!)
ランニングをすると肩こりがひどくなる><
肩にちからが入りやすい…
腕ふりを頑張っているのになかなか前に進まない…
という方は、ぜひ“腕ふり”を見直してみてくださいね!
更新日;2017年9月21日(木)