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暑さに負けない体をつくる!【Part2】走る時の水分補給《基本編》

こんにちは!
Japanマラソンクラブ深野です。

まだ梅雨もあけていませんが
本格的な夏の暑さはすぐそこまで…

暑さの中、ハードなトレーニングで体を壊してしまっては本末転倒。
とはいえ…
特に10月・11月にフルマラソンを目指す方にとっては、
7月・8月・9月はトレーニングを積みかさねていく時期。

暑いからお休み…というわけにもいかないのですよね^^;💦

出来る限りの暑さ対策・暑さに負けないからだづくりをして、
夏も走っていきましょう^^!!

具体的な取り組みや対策をご紹介していこうと思います!!!

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ランニング時の水分補給 《基本》
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暑い中走ると汗をたくさんかく季節になってきました。
もちろん夏に限らずですが、
ランニングなどの運動中では、1時間に2リットル近く汗をかくことも
珍しいことではありません。
夏など気温が高い季節は特に
体重の2%をこえる脱水で持久的なパフォーマンスが低下し始めるとも。

体重減少量を体重の2%以内に収めることがひとつの目安となります。
(※例えば…60㎏の方なら体重減少量を1.2㎏以内に収める)

★1時間当たりの発汗量は体重をはかると割り出せる!!
1時間あたりの発汗量
=(運動前の体重ー運動後の体重+飲水量)/運動時間(時間)

適切な水分量が取れているかの確認で、走る前後で体重をはかる習慣をつけるとよいです。
※ちなみに…走った後に体重が減るのは脂肪ではなくほぼ【水分】です!!

また、尿の色も補給が適切かの判断材料になります。
目安はうすい黄色ですが、
色が濃い場合や量が少ない場合は補給量が足りないサインです。

体重をはかる習慣、尿の色のチェックで、
自分にあった補給ができているかも確認するようにするとよいかと思います^^


気温や湿度などの環境条件や、
性別、体組成(筋肉量が多い/体脂肪率が高い)、年齢のほか
個人によっても必要量に差はあるとされていますが、
ランニングなどの運動中の水分補給の目安は下記のように示されています。



水分補給の基本は、こまめに少しずつ飲むこと。
からだに吸収される量には個人差もありますが、1回あたりに吸収できる量は200~250mlほど。
喉が渇いてから一気に・大量にガブ飲みするのではなく、こまめに・少しずつ補給するのが基本です。

気温や湿度などの環境などにもよりますが、
ランニングなら走る30分前までに250~500ml(500mlのペットボトル半分~1本分の量)をこまめに。
ランニング中は、15~20分くらいを目安に1回200~250mlの水分量を補給するようにしていきます。
ランニング後は、汗で失われた量を補う量を補給して、回復に努めましょう。

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ランニング時の水分補給 《どんなもので補給する?》
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では、どんな補給の内容は??
というと…
✓温度=5~15℃
これは…自動販売機で買ったもの
または家の冷蔵庫やコンビニの冷蔵庫から取り出したものくらいの温度です。

✓組成=糖分4~8%、食塩0.1~0.2%
これは…市販のスポーツドリンクを選ぶようにすればOK。

ちなみに…
30分程度の運動であればミネラルウォーターや麦茶などでも十分ですが、
1時間以上行う場合は、スポーツドリンクで糖分・塩分ともに補給できるものが望ましいです。
(水分補給はもちろん、エネルギー補給の観点からも。)

また、30~45分程度であっても汗を大量にかく場合/運動前の食事が不十分な場合も
同様にスポーツドリンクを選択したほうが良い場合もあります。



※成分表示をみると組成を知ることができます☺
あれこれみてみると面白いですよ^^ゞ


ランニング前後の体重測定や、尿の色もチェックしながら
適切な補給ができているかも確認してみてくださいね^^

また、前回お話したように、
水分補給はランニング時だけの補給が重要なのではなく、
・1日3回の食事からの補給
・運動以外の日常生活でのこまめな補給
といった日常生活の土台も重要です!!

夏を乗り切るためにも、
日々の食生活と合わせて、
ランニング時の適切な水分補給を習慣にしていきましょう^^ゞ





《参考文献》
・スポーツ活動中の熱中症ガイドブック(財団法人 日本体育協会)




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(2024年6月25日(火))